夏休みの受講講座の選定に役立つ一つの指針o(^▽^)o [C3J-東大化学 日記]
才ノヽ∋―_φ(^▽^*)♪
暑くなってきましたね (゜~゜;) そして蒸してきましたね (゚ー゚;A
夏と言えば夏期講習。受験生にとっては欠くべからざるイベントですね(*^0゚)v ィエーイ☆彡
さて、以下のコメントは別の記事のところに頂いたものですが、その記事の内容とはまったく関係なかったので、こちらへ転記してお答えすることとしました(まだ日曜特別講座の案内の記事なら関連性もあったけどねぇ・・・) (-_-)゙ウ-ム
------------------------------(コメント2012.06.19)
こんにちは
僕は高3のSという者なんですが、夏期講習についてC3JAXとC3JBのどちらを取ればいいのか迷っています。
というのも諸事情で両方取ることができないからです。
僕の友達で(梧桐)先生の授業を受けている人は理論の計算とか有機の構造決定の方が生で受けた方がいいと言っていました。
(梧桐)先生は理論&有機か無機だったらどちらを受けた方がいいと思いますか?
どちらがオススメか教えてください!!
---------------(引用終わり)------------------
まず、講座の特性を考えてみましょう (-_-)ウーム
テキスト自体はC3JAと同じですので、各校舎で見本を見せて貰って下さい。カリキュラム的には理論化学の発展問題演習を4日, 有機化学の構造決定を1日の予定です。C3JAXは、テキストの問題以外の「補充演習問題(大問3題程度)」が毎回配布されて演習する形式になります。ただし、そうすると解説時間が足りないので、今年の御茶ノ水のクラスは事前配布にして予習してきて貰おうと考えています(各自が時間を計って解く)。個人的には理論化学を頑張って3日で終え、2日を有機化学の難易度の高い問題にあてたいと考えています。よって、有機化学はさらなる追加問題を用意しています。7月16日の「有機化学の達人養成講座」は、この前哨戦と考えて下さい。様々な基本パターンを解き進め、脂肪族,芳香族の主要パターンをマスターするのが7月16日。C3JAXでは、さらに発展型の複雑な構造決定に挑戦して貰います。だから、C3JAXの後半2日は7月16日とセットで受講して貰いたい(理論が得意な人ならこの2日間だけでもOK)。したがって、無機は扱いません。
完全に無機化学に特化した講座です。5月6日の「無機化学の解体新書~気体の製法・性質・用途」,6月24日の「無機化学の解体新書~錯塩と複塩・イオン分析」は東工大型の出題に対応した知識整理・まとめ講座でしたが、C3JBの前半は、見過ごされがちな周期表各論(族ごとのまとめ)を中心としつつ、東大型の理論計算主体の演習問題を多く扱います。後半は溶解平衡を中心としたイオン分析で、最終日に気体についての総合問題を解きつつ5月6日では扱わなかった内容を取り上げます。
ちなみに、10~11月に昨年同様の無機化学,有機化学のテスト演習講座(1日4~5時間)を予定しており、ここで無機・有機を集大成して貰いたいと思います。昨年度の自己採点の結果では、無機化学,有機化学共に20~50点に多くが団子状態に集まっていて、19点以下の方々が少々、51~90点にパラパラ・・・といった分布でした。ちなみに、梧桐が追跡できた高得点者(J,JX受講生)はいずれも理Ⅲ,慶應医に受かっています ♪(* ̄ω ̄)v
ですから、理論化学の発展系も演習したいのであればC3JAXがお薦めですが、有機化学のためにC3JAXを選ぼうというのであれば秋のテスト演習を受講することにして、夏は無機化学をC3JBで固めてしまうのが良いでしょう。無機化学を独習するのは大変ですから・・・(o ><)o
共に発展型の問題演習になりますが、知識系の比重はC3JBの方が高いです。学校側からすると譴責されそうな意見になりますが、「知識系の多いC3JBは友人に受講して貰って、演習系のC3JAXは自分が受講する。互いのノートを持ち寄って、お互いにそれぞれ受講した内容を教えあう」のであれば、他人に教えることにより復習の効果もグッと上がり一石二鳥ではないですか? (他人に教える必要があるから、互いに得意な分野の方を受講した方が安全かもしれないね)
互いに教えあうのに要する時間は受講時間の数倍は掛かると思いますが、 人に教えることはとても勉強になることなんですから掛けた時間なりのものは得られる筈 (э。э)b 梧桐のイオン分析の技だって、生徒さんに教える(ためには自分が完璧に理解して覚えていないといけないから)必要性に迫られて開発したモノですからね。・:*:・(*´ー`*人)。・:*:・
ありがとうございます。
参考にさせて頂きます。
by 高3Z会生 (2012-07-05 23:52)