入試に立ち向かう貴方に贈る言葉 「耐雪梅花麗 経霜楓葉丹」 [贈る言葉]
こんにちは~ (*^_^*)/
いよいよ、本番です。
表題の言葉は、某予備校の合格祝賀会にて梧桐が多久先生に書いて頂いたものです。
これは「偶成」という1首の一部です。明治推新の立役者の一人でありながら、征韓論を主張して親友の大久保利通と袂を分かち、「西南の役」で故郷鹿児島の城山に倒れた西郷隆盛が、明治5年に甥の市来政直に送ったもので、全文は以下の通りになります。
示外甥政直 西郷南洲
一貫唯唯諾
従来鉄石肝
貧居生傑士
勲業顕多難
耐雪梅花麗
経霜楓葉丹
如能識天意
豈敢自謀安
(読み)
一貫、唯唯(いい)の諾
従来、鉄石(てっせき)の肝
貧居(ひんきょ)、傑士(けっし)を生み
勲業(くんぎょう)多難に顕(あら)わる
雪に耐えて梅花麗(うるわ)しく
霜を経て楓葉(ふうよう)丹(あか)し
如(も)し、能(よ)く、天意を識(し)らば、
豈(あに)敢(あえ)て、自から安きを謀(はか)らむや
(解釈)
ひとたび「よろしい、引き受けよう」と心に誓った事は、どこまでも唯直向きにそれを貫き通さなければならない。
これまで保ってきた鉄の如く石の如く守ってきた胆力は、
いつまでもそれを変えてはならない。
豪傑の士というものは貧しい生活をしてきた人の中から現れ、
高く評価される事業というものは、多くの艱難を経て成し遂げられるのだ。
初春の雪の冷たさを耐え忍んだ梅の花が麗しく咲いて芳香を放つように、
晩秋の深い霜をしのいで楓の葉が真っ赤に染まるように
(人間というものは、辛いことや
苦しいことを耐え忍んでこそ大成するのだ)。
(天は人々に本分を授けている。)
もしこれらの天意が理解できたのなら(天命をよく認識するならば)、
どうして我が身の「安楽を謀る」ような生き方が出来るだろうか
(決してしてはならないのだ)。
大学入試センター試験まで、あとわずかです。
どんなに偉そうなことを言ったところで、結果を出さねば駄目です(政権を取ってからの民主党を見れば分かるでしょう)。
結果を出すためには、結果に結びつく手段を選び、
脇目もふらずに努力して目標に到達することです。
化学については、実戦演習(本番形式のモノ)を2~3回制限時間を設けて解き、
弱点を洗い出して、分野別問題集などで徹底的に弱点を叩く。
「受験は悪だ」という教育関係者も居ますが、 受験は「家柄」や「コネ」に左右されない唯一に近い競争現場です。
耐えて勝って、勝利の美酒に酔いましょう!!
(* ̄0 ̄)/ オゥッ!!
直前講習をやっています。無機化学・有機化学に不安のある人は是非。
フレーヾ( ̄^ ̄ゞ)( 尸ー ̄)尸_フレー 受験生!!
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