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(⌒▽⌒)/゜・:*【ネ兄】*:・゜\(⌒▽⌒) ノーベル化学賞 受賞  [科学技術]

こんにちは~ (*^_^*)/

まずは、ノーベル賞受賞、おめでとうございます。( ^▽^)∠※☆

----------------------------(MNSトピック 2010年10月8日)

日本人2人がノーベル化学賞! クロスカップリングとは?

皆さん既に御存知とは思いますが、二人の日本人がノーベル化学賞を受賞しました。業績は「有機合成におけるパラジウム触媒クロスカップリングの開発」。

カップリング反応とは、

「2つのものを結合させる化学反応」の一般名称です。異なる二つのものがくっつく反応の場合、特にクロスカップリング(cross coupling)と呼んでいます。
とのことです。
そして、このクロスカップリング反応への触媒として有効なのがパラジウムという金属なのです。
これによって様々な有機化合物の製造が可能になりました。
プレスリリースによると
本年のノーベル化学賞パラジウム触媒によるクロスカップリング反応の開発に対し、Richard F. Heck 、根岸栄一鈴木章氏に贈る。

この化学の手法は化学者の可能性を大幅に広げ、その結果、高度な化学物質、 たとえば自然が創造したのと同じくらい、複雑な炭素をベースとした分子が合成できるようになった

炭素をベースとした化学は生命の根幹であると同時に、花の色、蛇の毒、ペニシリンのような抗菌剤など数多くの不思義な自然現象の原因でもある。有機化学は 天然の化学に基づき更にそれを発展させ、炭素原子のすぐれた性質を利用して、機能性分子に必要な安定な骨格を作り出すまでになった。これにより人類は、新 しい薬やプラスチックのような革新的な物質を手にすることができるようになった。

このような複雑な化合物を作るためには、炭素原子同士を結合させなくてはいけない。しかし、炭素原子は安定で 他の炭素原子とは容易に反応しない。したがって、化学者が炭素-炭素結合を作るために最初に取ったのは、炭素の反応性をより高める様々な方法であった。こ のような方法は簡単な分子を合成するときには有効であったが、より複雑な分子を合成する場合には、誤験管内に多くの不要な副産物ができる結果となった。

パラジウム触媒によるクロスカップリング反応はこの問題を解決し、化学者は精緻で効率の良い合成法を手にすることになった。
ヘック反応、ネギシ反応スズキ反応では、複数の炭素原子が一個のパラジウム原子の上で出会い、近くにあるために そこで化学反応が開始する。パラジウム制媒は世界中の研究現場で、また、製薬や電子産業に使われる分子などの 商業生産にも使われている
とのこと。
「クロスカップリング反応」と呼ばれる化学研究領域、特に鈴木教授の開発した「鈴木クロスカップリング」は基礎研究から実用にいたるまで幅広く使われている化学反応の一つ。文句なしの受賞ということです。

日本人のノーベル賞受賞は17、18人目。おめでとうございます。そしてとても嬉しいです!!

-------------------(以上引用終わり)------------

さて、こちらは、10月7日(水)に放送されたニュース番組『報道ステーション』での一コマ。

報道ステーション 古舘伊知郎のベンゼン環.jpg

・古舘アナと鈴木さんのやり取り
古舘  VTRの図が間違ってました。左が間違いで右が正しい図です。先生これでよろしいですね?
鈴木  それも違います。さっき、正しい図を記者の方に渡しましたよ? それが届いたでしょ?
古舘  (新しい図を出す古舘アナ) これでいいですか?
鈴木  あぁ……それで合ってます。
古舘  (書き直した図を指差して)これがパラジウムなんですね?
鈴木  ああっ……!?
古舘  これがパラジウムなんですよね?
鈴木  ああぁ……もう……! つまり最終的にはその図になるという事です……。
古舘  あははっ! まあ……ここに到るまでが複雑だという事で……。
鈴木  えーと……それ作れたらノーベル賞がもらえますよ。
※番組と掲示板をもとに構成(以上会話部分引用)

※ YouTubeを始め、動画は全て抹消されてました。さすが朝日は証拠隠滅が得意・・・いや、早い

まぁ、これがこの国のマスコミのレベルって奴でしょう。日本での科学受難は、こういった科学音痴が幅をきかせているマスコミにもその一因があるんでしょうね。なお、クロスカップリングの詳細はこのリンク先を参照して下さい。


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