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C3VX 第1回 選抜テスト [CVX-化学発展演習 日記]

こんにちは (^o^)/
梧桐です。

さる1月24日(日)[晴れ]

 第1回 最難関医学部発展演習 選抜試験

が実施されました。

 第1問 は ボイル・シャルルの法則 (化学Ⅱ)[ひらめき]
  コックで繋いだ2つの容器に入った気体の問題

  理想気体の状態方程式など、気体の性質は化学Ⅱの範囲です。
  Z会東大マスターコースでは高2講座 C2J の夏期講習で扱った範囲ですが、
  高校によっては、高2の1月の時点では未習のところも多いと思われます。
  未習者には厳しい問題だったようで、30点満点で平均点は12点。[ふらふら]
  でも、東海大学開発工学・海洋の問題だから、
  C2J受講者なら、ちゃんと復習していれば解ける問題でしょう。


 第2問 均一気相反応における化学平衡[ひらめき]
  ハーバー・ボッシュ法における反応速度と平衡の移動に関する問題

  化学平衡は化学Ⅱの範囲です。
  (ちなみに、均一気相反応とは、反応物質も生成物質も全て気体である反応のこと)
  Z会東大マスターコースでは高2講座 C2J のⅡ期と冬期講習で扱った範囲ですが、
  高校によっては、高2の1月の時点では未習のところも多いと思われます。
  30点満点で平均点は14点。これも未習者には厳しい問題だったようですね。
  北里大学の医学部の問題を使っていますが、計算自体は面倒なものは無かったです。

この第1,2問は、化学Ⅱの履修が前提となる問題だったので、
出身校により正解率に大きな差が出ました。
どちらも化学Ⅱの範囲ですが、
C3VXはⅠ期から気体や化学平衡などを普通に出題する演習講座なので
これが最低半分くらいはできないと、本講座にとてもついて行けません。

 第3問 鉛蓄電池[ひらめき]
  鉛蓄電池の放電と充電に関する問題
 
  電池・電気分解は化学Ⅰの範囲であり、これは出来なければなりませんが、
  全体的にできが悪かったですね。
  40点満点で平均点は14点。
  電池は化学Ⅰ分野で高2生が1月の段階で未習者は居ない筈ですが、
  とにかく計算がきちんと出来ていなかったです。
  特に、放電後の電解液の濃度変化は、頻出なのに正解者が居なかった。
  秋田大学の改題であるが、標準的なレベルの問題なので、全問正解できる筈です。

制限時間30分の壁が厚かったのかも知れませんが、
C3VX受講には理論化学の気体,化学平衡の習得が必要条件となるので、
受講希望者が未習であれば、参考書などで独習するか、
個別指導や家庭教師などで学習指導して貰った方がよいでしょう。
もちろん、酸と塩基,酸化と還元など化学Ⅰ分野が理解できていなければならないのは、言うまでもないでしょう。
ちなみに、Z会東大マスターコースC2JのⅢ期では、有機化学を始めたばかりです。

C3VX春期講習では、理論・無機に演習範囲を限定するものの、
Ⅰ期からは有機化学も演習範囲に含めていくので、
有機化学初心者は、今からC2Jを受講するとちょうど良いでしょう。


第2回の選抜試験は2月21日、
第3回の選抜試験は3月25日らしいので、力試しに挑戦してみるのも良いでしょうね。
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