Ⅲ期 第1回 有機化学 炭化水素 [C2J-東大化学 日記]
こんにちは~ (*^_^*)/
いよいよ高2も最後の学期Ⅲ期が始まりました。
東大化学とはいえ、C2J高2クラスは未習者の受講も考慮した無理のないカリキュラムになっています。
教える方としても、色々と詳しい説明が出来るので、ありがたいですね。
Ⅲ期の第1回,第2回は、有機化学の基礎となる炭化水素です。
有機化学の勉強は、
まず、基本的な有機化学の知識である鎖式飽和炭化水素アルカンAlkaneの名称,官能基の名称と性質,主な化合物の性質や主な反応,基本的な化合物の命名法を覚えることから始めます。
また、異性体のチェック法を演習を通じて身につけ、有機化合物の構造決定を体得します。
入試問題の演習は、それからで充分でしょう。
有機化合物の構造決定は、@willのハイレベル化学の第3章でも詳しく扱っています。
構造決定は、適切な指導の下での訓練でガンガン上達するので、個別指導などを利用する手もあります。
さて、
第1回で扱う演習課題29-1は、炭化水素の大まかなまとめ問題です。
アルカンAlkaneの命名法と異性体の区別の仕方を理解すれば良いでしょう。さらに、
アルケンAlkene,アルキンAlkyne,シクロアルカンCycro Alkane の分子式の構造の関係を理解するようにしましょう。
講義中に出てくる、炭化水素の実験室的製法や石油の分留などの補完事項は、知識としてその都度、ノートにまとめて覚えるようにしましょう。
ちなみに、超初心者向けの有機化学入門書はこちら
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