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エリート教育とカンニング [社会・環境問題]

こんにちは~ (*^_^*)/

エリート教育って言葉を聞かなくなって久しいですね。 まさかの京都大学での入試の不正事件ですが、容疑者逮捕となって幕引きのようです。巷には、「独創的な方法で頭の良い証拠だから合格させてやれ」といった不正に肯定的なものやら、「建物を遮蔽シートで覆って物理的に外部との通信をシャットアウトすれば良い」といった費用を無視した技術論やら、さしずめ百家争鳴ですが、「入試の不正ぐらいで逮捕なんて大人げない」という意見には梧桐は同意致しかねます。

入試は色々と問題があるにせよ、出自に関係なく本人の学力という客観視できる能力だけで公平に合否をわける制度だからです。不正を許せと言うのは、例えばChinaの太子党のように共産党の幹部の子弟だけが縁故で高い地位を得て富を独占するのは構わないと言っているのと同じです(「学力による選抜」にそれ以外の要素を持ち込んで合否を入れ替えるのだから)。それに「不正が出来る状況にあっても不正をしない」のがエリートの品格なのではないでしょうか。

古代Chinaのエリート官僚登用制度である科挙では、不正を働いた者は死罪だったそうです。 不正を働くような人間は、国の運命を預かる官僚に相応しくないばかりか、国の将来に害毒を流し神聖なる試験を汚した・・・・ということなんでしょう。

------------------------------------(産経新聞03/09 07より引用)

試験不正あり得ない一高の空気のニュース本文

【正論】
 ◆公正脅かした携帯電話の悪用
 試験は公平であるべきだ。高校2年生にも一流大学を受験させ、合格者は飛び級させるがいい。だが、「出る杭(くい)は打つ」式の戦後日本の平等主義は、飛び級を認めない。世界の大国 でこんな非能率な教育は日本だけだ。フランスの競争試験では同点合格者がいれば若い方を採る。こんな裁定で大学院生が東大法学部助教授を蹴(け)落として 留学生試験に合格したときは、「これがフランスのエリート主義か」と小気味よかった。
 試験にもお国柄が反映する。イタリア中部ペルージャで受けたイタリア語教授資格試験では、4時間の筆記の途中で給仕が注文取りに現れた。私はカプチーノにしたが「スパゲティ」と大声で頼む者がいて教室が爆笑した。
 試験に落ちたことのない人より落ちた人の方が多い。だから、世間の声に耳をかすと、試験制度は悪(あ)し様(ざま)に言われる。しかし、特権階級の子孫が引き続き統治する貴族支配や、中国の身内贔屓(ひいき)の「太子党」支配より、試験による人材登用の方が公正である。
  携帯電話の悪用はその公正をおびやかした。ところで、そのカンニングにも国柄や時代は表れる。女子高生がガーターを直すふりをしてスカートをたくし上げ る。若い試験監督が目をそらす隙に、靴下留めに書いておいた模範解答を写す。これは昔のフランスの情景だが、今の若者はガーターが何かも知るまい。四書五 経と註釈をびっしり毛筆で写した下着を着込んだ科挙受験者は清朝中国にいた。この官吏登用試験で不正を働いた者は死罪に処せられた。

 ◆入試監督で答案すり替え発見
  40年前、東大入試で隣席の答案を取って名前を消し、そこに自分の名前を書いて提出しようとした者が捕まった。答案をすり替えられた者が仰天して声を上 げ、試験監督だった私は2人を事務所へ連行した。気も動顛(どうてん)している被害者の方が犯人と勘違いされ、気の毒なことをしたが、悪さをした男が翌年 また受験できると聞いて、釈然としなかった。
 公正とは何か。フランスではセンター試験に相当するバカロレアに口述試験がある。日本人は筆記は公 正で、口述は地区の数人の試験官の主観で採点が左右されるから不公正だと考える。しかし、試験がないから口述の訓練をしない日本の若者は自己表現が拙劣 だ。日本語を上手に話せない者が英語で上手に話せるはずもない。それどころか異性に申し込みもできず結婚率の低下をもたらしている。わが国では目先の小さ な公平にこだわるあまり、大局的に非常な教育的損失を重ねている。
 旧制一高では入試に英語書き取りがあり、日本人英語教師が分担して受験場をま わって問題を朗読した。そのとき私はalcoholのhを間違えた。それが翌昭和24年、新制東大になると英語書き取りは地方出身の受験生に不利だという 正義の主張が罷(まか)り通り、50年近くディクテーション(書き取り)は廃止されたままだった。
 大学入試に書き取りがなければ中高の英語教育 でもヒアリングやスピーキングに重点を置かなくなる。さすがにそれはいけないとセンター試験で書き取りも復活したが、日本人の発音だと個人差があるなどと 公正を期し、英語を母語とする人に録音させ機械で流すという大袈裟(おおげさ)なことをしている。

 ◆消えたノブレス・オブリージュ
 最後に、占領軍とそれに迎合した国内勢力によって潰された第一高等学校にふれたい。旧制一高のようなエリート教育を敗戦後の日本は意図的に排除した。それだ から、「ノブレス・オブリージュ」の精神そのものが高級官僚からも消えた。一高と新制東大と何が違ったのか。私は二つながら体験したが、両者の相違を語り 得る人はもはや多くない。あえてその思い出を語らせていただく。
 旧制一高には、選ばれた少数者はその責任を担うという気概があった。その品位は 何によって示されたかというと、学期試験に際しカンニングがあり得ないという雰囲気によってである。一高では他の生徒に告発され、生徒自治会がカンニング と認定し、学校当局に報告すれば、不正行為をした生徒は自動的に処分された。誇るべき一高の学生自治であった。後の政治化した新制東大の学生自治とはおよ そ別物である。
 ところが、新制東大ではクラスの雰囲気ががらりと変わった。我慢ならなかったのが学期試験でカンニングが出たことで、それを教師 が処分した間はまだ良かった。やがて見て見ぬふりをする監督が現れた。さらに悲惨なのは政治化した学生自治会に支配され、試験で不正を働いた学生であろう と学部当局が一方的に処分できなくなった時期があったことである。恥ずかしい事ながら1969年の東大紛争後数年間続いた。
 「戦後民主主義世代」といえば聞こえはいい。だが、そんな団塊世代の闘士や卒業生たちの中から私利や不正を働く者や、保身がすべてに優先する政治家、官僚が前よりも多く輩出したのは、当然のことではあるまいか。

(比較文化史家、東京大学名誉教授・平川祐弘)

------------------------------(以上引用終わり)-------------

東大を受験する上位層でも、エリートの自覚や責任感を持った生徒さんにお目にかかることが減りました。これも、日教組の進める日本解体計画の深謀遠慮の成果だとしたら大したものです。

エリートの条件―世界の学校・教育最新事情 (学研新書)

エリートの条件―世界の学校・教育最新事情 (学研新書)

  • 作者: 河添 恵子
  • 出版社/メーカー: 学習研究社
  • 発売日: 2009/07
  • 英語が国際化にとっての必要条件とされることから、どうしても英語圏の米国や英国を中心に、その他オーストラリアやカナダの学校ばかりが紹介されがちだ が、本書ではアングロサクソン圏の先進国だけでなく、教育を国家戦略に位置づけているインド、中国、トルコといったいわゆる新興経済国、また教育先進国と なったシンガポール、そしてフランスの伝統あるエリート教育の現状についても紹介されているので、比較対象として参考になる。  「エリート」というと、多くの日本人には鼻につく表現で抵抗感も少なくないだろうが、真の意味におけるエリートは一流の人材であってかつ、いずれ人の上に立つことになる指導者(リーダー)のことであり、これは一国の生存のためには絶対不可欠の存在である。 「下り坂」にある日本だが、今後の生存のカギを握るのは、未来を担うリーダー予備軍の教育である。しかしながら、「エリートの条件」である、心身のタフネスと高いレベルのコミュニケーション能力を備えた人材を養成する体制が、果たして確立しているといえるだろか。(Amazonの書評より)

昔は為政者はエリートで、その責務を果たそうと努力してきました。

------------------------------(産経新聞2011.3.9より引用)

 梅が咲く北の丸公園から、清水門を抜けて内堀通りに出る。ここにはかつて、火付盗賊改方(あらためかた)長官を務めた“鬼平”こと長谷川平蔵宣以(のぶため)の役宅があったとされる。

 江戸時代は天明期。異常気象や浅間山の噴火で全国的な不作となり、飢餓を避けて大量の窮民が江戸に流入した。コメを中心に物価は高騰、放火や強盗が頻発した。老中、田沼意次(おきつぐ)は飢饉(ききん)対策や財政再建に取り組んだが、幕府内の反対勢力の前にアイデア倒れが続いた。そんな時代だ。

 平成の経済力は強く、為政者が権力闘争に没頭してもさほどのことは起きないが、天明期の経済力では政治の無策は貧困層の生き死にに直結した。江戸市中でも餓死者が見られるようになり、ついには天明の江戸打ちこわしと呼ばれる暴動につながった。

 程なくして老中田沼が失脚。松平定信の寛政の改革が始まるが、そこで重宝されたのが鬼平だ。火盗(かとう)改方長官としての活躍は「鬼平犯科帳」でおなじみだが、行政官としてもやり手だったようだ。

 代表例が石川島の 人足寄場(よせば)だ。ここでは、犯罪者になりやすい無宿者や軽犯罪者を収容し、基本3年をかけて職業訓練を施し、自立の道を与えた。犯罪の芽を摘みとろ うというわけだ。大工、左官、草履やたばこ作り、裁縫、機織りなど多種多様な職業訓練を行い、報酬も支払われた。しかも、一定割合を貯金させて更生資金と して持たせる思慮深さは、人気取りのばらまき政策と雲泥の差だ。

 さらに、人足寄場の建設と運営は財政逼迫(ひっぱく)下で行われたため、解体家屋の建材を利用したり、銭相場で得た利益や、土地の賃料を運用経費に充てたりと工夫を重ねている。

 定信や平蔵がどれほどの効果を期待して手をつけたのかは定かではないが、人足寄場は明治維新まで120年余り続き、現代の刑務所の礎となったといわれる程の息の長い施策となった。

 話を現代に戻そう。春の訪れにふさわしく、大手企業を中心に業績回復が進み、地方経済にも薄日が差し始めている。ところが、こともあろうに永田町がその回復の足を引っ張っている。

 日本経団連の米倉弘昌会長は「税金を払っている国民のために何もしていない。給与泥棒のようなものだ」と国会議員を批判したが、確かに一理ある。鬼平であれば、どのような裁きを下しただろうか。遠島(えんとう)だろうか。それとも“永田町”所払いだろうか。(経済本部長 谷口正晃)

-------------------------------(以上引用終わり)---------------

昔は、失政が直接しかも即時に民衆の飢餓に直結したため、今の民主党政権が戦国時代や江戸時代に存在していたら、その国は瞬殺されていることでしょうね。

民主党は、日本国民に養って貰いながら、日本の競争力を弱めるために奮闘しているようです。

----------------------------------(Zakzak2011.03.09より転載)---------------

蓮舫“スパコン1位知らない!”さつきの追及で醜態さらす


片山さつき氏の質問を聞きながら考え込む蓮舫氏

 8日の参院予算委員会で、自民党の片山さつき氏(51)が、「2位じゃダメなんですか」の“名言”を残した蓮舫行政刷新担当相(43)に、スーパーコンピューターについて質問し、立ち往生した蓮舫氏が白旗をあげた。

 片山氏 「(事業仕分けで)予算をカットされ完成を遅らされたことで、去年一躍、スパコンランキングの1位と3位に躍り出た国がありますが、その国名は?!」

 蓮舫氏 「(質問)通告をいただいていないのでわかりません」

 片山氏 「スパコンの事業仕分けについて質問すると通告しておりますよ! あなたが見直した結果として、昨年の11月にトップに躍り出た国名を教えてください」

  さすがに突っ張りきれなくなった蓮舫氏が「すみません、存じません」と答弁すると、片山氏は「担当大臣がこの程度の認識だ」と断じた上で、「中国だ」と答 えを披露。「完成が遅れたことよって、ランキングに入っていない中国がそれまでの1位になり、3位になった」と批判した。

 蓮舫氏としては、質問の細部まで事前に知らせるよう求めたようだ。しかし、かつてブログで「2、3日前から決まっている質疑応答は、国会を活性化させないということを強く指摘しておきます」と主張しただけに見苦しい。

---------------------------------(以上引用終わり)----------------

これが仕分けの時の蓮舫氏。ものを購入するときに、わざわざ2位のものを買いますか?蓮舫さんの着ているブランド品は1流品でしょ(2流品なんか着ませんよね、洋服代100万超えだから)。

で、この結果にChinaにスパコンで抜かれたんですか。やっぱり、民主党はChinaをご贔屓にしているから、きっとChinaに勝たせるために、日本企業にハンデを付けてあげたんですよね。

そう云えば、賢人とはある種のエリートと言ってよいでしよう。

-----------------------------------(産経新聞2011.3.9より転載)--------------

立命館大教授・加地伸行 待望される真の賢人

 春-日本は選挙の季節となる。独裁者や独裁党に苦しめられている諸国と比べて、どれほど幸せか、それをまず思うべきであろう。

  「選挙」ということばは中国で生まれたのだが、もとは民主主義としての意味はない。行政官僚を「選」出し、「挙」用するという意味である。もちろん、その 選挙は人材抜擢(ばってき)を目的とするので、公平な試験制度となっていった。その極致が科挙(科ごとの選抜試験)である。

 この「選挙」ということばがデモクラシーの手段である投票の訳語として使われるようになった。だからであろうか、選挙によって人材の発掘や抜擢をするという了解が伝統的にあると言っていいだろう。

 その発掘や抜擢についての古人のことばを探(さぐ)ってみよう。

  世は人材不足と言う。本当なのか。逆だと思う。世の方が人材を見る目がないことが多いのではないか。民主党に政権を与えたのはその典型。しかし、世にすぐ れた人材は必ずいる。それを見る目を養うことが大切なのである。「十歩の間(かん)[だけでも]、必ず茂草(もそう)(繁茂した青草)あり。十室(十軒か そこら)の邑(ゆう)(村落)、必ず俊士(しゅんし)(すぐれた人)あり」(『潜夫論』実貢篇)。

 ところが、「賢人は妄(みだ)らず(軽挙妄動しない)」(『孔子家語』弟子行篇)-そのため、世に見えにくいのである。「海兵隊は抑止力と言ったのは方便」だの、「子ども手当2万6000円に驚いた」だのとの軽々しい妄言首相の世の中である。

 その民主党内に、離党せず別会派を作り、賢人めかして正義派面(づら)している16人がいる。いかにも小粒の小道徳論者。こういうのを「小謹(しょうきん)」と言うが、「小謹の者は[事を]成すなし」(『淮南子』氾論訓)。

  それだけに、真の賢人こそ待望される。地球を見れば、中東諸国をはじめとして安定している国は少ない。世の中、「常安(じょうあん)(常に安定)の国な く、恒治(こうち)の民(秩序ある人民)なし」、だからこそ「賢を得(う)れば、則(すなわ)ち昌(さか)(栄)え、賢を失えば、則ち亡(ほろ) ぶ」(『韓詩外伝』巻五)。

 さて賢人であるが、その才能を買うのか、人格を取るのか、なかなか判断がつかない。その分別が難しい。「才と 徳(人格)とは異(こと)なり。世俗[の人は]之(これ)を能(よ)く辨(べん)(分別)ずるなし。通じて(ごっちゃにして)之を賢と謂(い)う」、しか し危ない。「此(こ)れ、其(そ)の人を失(しっ)する所以(ゆえん)(原因)なり」(『資治通鑑』周紀一)。

 しかし、緊急のときは、人 格よりも才能を取ることであろう。求める良剣とは何か。「良剣は[物を]断(た)つを期す。●★(ばくや)(名剣の名)を期せず」(『呂氏春秋』察今 篇)。ここが泣きどころ。そこで古人は、まず「乱世には、惟(た)だ其の才を求むるのみにして、其の行(おこな)い(徳行)を願わず」ときた。しかし、 「太平の時は、必ず才・行(こう)倶(とも)に兼ぬる[人物]を須(もと)めて、始めて任用すべし」(『貞観政要』択官篇)と言う。

 現代日本を乱世と見るか、あるいは太平と見るか、それは個人が判断するほかない。

 孔子は弟子に「賢才を挙げよ」と教えたが、その方法を問われ、まず「爾(なんじ)の知る(判断する)ところ(相手)を挙げよ」、そうすれば人々が賢才を推薦してくると答えたのであった(『論語』子路篇)。(かじ のぶゆき)

●=金へんに模のつくり

★=金へんに邪

------------------------(以上引用終わり)--------------------------

現在、産経新聞では「希望大国ブラジル」 というタイトルで、連載を組んでいますね。ブラジルと言えば、一次債務不履行(デフォルト)寸前まで言った財政がほとんど破綻していた国だったのに、それも今を昔。為政者が変わると国まで甦るという実例がここにあります。日本もはやく為政者を換えるべきでしょうね。

-----------------------------------(産経新聞2011.3.8より抜粋)-------------

第1部(2)超深海油田「プレサル」 地の底に眠るフロンティア

超深海油田「プレサル」初の石油生産基地。巨大タンカーを専用に改造したもので、パイプが複雑に絡み合う=ブラジル・リオデジャネイロ沖(早坂洋祐撮影)

超深海油田「プレサル」初の石油生産基地。巨大タンカーを専用に改造したもので、パイプが複雑に絡み合う=ブラジル・リオデジャネイロ沖(早坂洋祐撮影)

 大西洋の海底からさらに5キロの地の底で、ブラジルが石油という「未来」をつかみ取った。 リオデジャネイロから南南東へ約300キロ、「プレサル」と呼ばれる超深海油田。 プレサルは「塩より古い」を意味する。海底では岩や塩の層が約5千メートルまで位置し、その下にある石油を含む硬い泥の層がプレサルだ。南東部の沖合 300キロに幅約200キロにわたって広がり、埋蔵量は少なくとも500億バレル(1バレル=約159リットル)とされる。

 ブラジルは30年以上前から海底油田を開発し2006年には石油の自給を達成した。プレサルを加えるとリビア、ナイジェリアを抜き世界8位の産油国となる。OPEC(石油輸出国機構)入りも視野に入る。

 ブラジルが深海の油田探索を本格化させたのは1970年代の石油危機が契機だった。 海底の掘削技術は当初、100メートルが限界だった。メキシコやベネズエラも取り組んでいたが、80年代に石油価格が安定すると手を引いていった。ブラジ ルだけが、モーターやエンジンなど各国の先端技術を組み合わせることで、数千メートルの環境変化に耐えられる独自技術を開発した。

 プレサルで油田のありかを見つける技術では、地震を探査する「反射法」を応用した。圧縮空気を深海の岩塩層にぶつけて人工的に地震を起こし、跳ね返ってきた圧縮 空気の波長からデータを解析して、油量を確認する。結果をもとに掘削したところ、2009年には87%の確率で油田が見つかった。

 

・アフリカでも…根拠はプレート理論

 ペトロブラスはこの基地での生産を皮切りに、14年までに、同様の基地を43基整備するなど総額2240億ドル(19兆円)を投資する。かつての宗主国ポルトガルのGDP(国内総生産)に匹敵する額だ。

  08年からは、はるか大西洋を越え、アフリカのアンゴラとナイジェリアでも海底油田の開発を始めた。狙いはアフリカ西岸部での「第2のプレサル」だ。根拠 は地球科学のプレート理論。1億6千万年前にゴンドワナと呼ばれる大陸が分裂し、南米とアフリカの両大陸になったとされる。 「だからアフリカ西海岸にも同じような特徴の地質があり、当然プレサルも存在するのです」

-------------------------------------(以上引用終わり)------

日本もすぐ近くに大規模な海底ガス田があるのに、日本の領土内にあるガス田のガスをChinaに吸い取られています。それは、自民党政権時からの媚中外交・事なかれ外交の結果です。例えてみれば、曾じいさんの遺産があったのに、隣の家の人間に勝手に使われている状態です(しかももめ事を恐れて自分はその遺産に手を付けられない)。世界的には、食糧不足・資源不足の昨今、円高が円安に転じたら、一気に日本の物価ははじけ飛びますよ。

SAPIO (サピオ) 2011年 3/30号 [雑誌]

SAPIO (サピオ) 2011年 3/30号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2011/03/09
  • メディア: 雑誌
 
 
 
 
 
余談ですが、 百家争鳴でも誰も投獄されることのない民主主義国って良いですね。Chinaのような独裁国では「百花斉放百家争鳴(共産党への批判も歓迎する)」といいながら、それを信じて共産党批判を行った人間を根こそぎ弾圧したんですから、日本もChina支配下になっていたとすれば梧桐も投獄(下手すると殺されて臓器売買か)されているでしょうね。


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