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ネットの匿名性と晒し(さらし)行為について ε-(ーдー)ハァ 2 [社会・環境問題]

⊃`ノ八"`ノ八_φ(o´C_`o)ゞ

さて、今回問題提起されているのは、 所謂「大津いじめ自殺事件」でネット上での加害者とみられる少年らおよび全く姿を見せない担任教師の実名・写真晒しについてです (●´^`●) ん~

日本では、少年法により加害者とされる少年の身元が特定されるような記事や写真を新聞その他の出版物に掲載できません(被害者の少年は、写真から氏名から個人を特定できる情報が報道され、さらには死人に口なしと家庭環境について批判されさえしています)。さらには、いかなる重犯罪を犯しても軽微な処罰で済まされています山口県光市母子殺害事件のように加害者に極刑が下るのは希有なことです ¢(。。;)

山口県光市母子殺害事件 武田鉄矢・今朝の三枚おろし

御存じ金八先生こと武田鉄矢さん。人権寄りではなく加害者への厳しい糾弾は意外と思わせます。
どの放送番組よりも裁判を克明に描写しています。

御存じ金八先生こと武田鉄矢さん。安田弁護団に厳しい批評をしています

御存じ金八先生こと武田鉄矢さん。(旧福田)大月孝行被告の逆切れの模様です。少年法の問題点をえぐり出しています。

御存じ金八先生こと武田鉄矢さん。かなり加害者に厳しく突っ込んでいます。

御存じ金八先生こと武田鉄矢さん。これで最後です。 (YouTube動画説明より)

事件があったのは1999年で、死刑確定は2012年ですよ ヾ(ーー )ォィ長すぎ

元いじめっ子だったという人の提言(自分の行為を「いじめ」と認識していない場合も多いので「いじめと間違えられるような行為をするな」と呼びかけて欲しい)にもあるように、「いじめ」自体を完全に無くすのは不可能でしょう(大人の社会でも、あるいは国家間にでもあるのですから・・・) (・へ・;;)うーむ・・・・

まず、ネット上で公表する以上はウラを取ることが必要だと思います。誤報により傷付けられた被害者の方の名誉は簡単には回復されませんし、多大なる実害も負います。そして、匿名でなくペンネームくらいは名乗るべきではないでしょうか ヘ(゜_゜ヘ)☆\(--#)あのねー

ただ、ネットだけが個人情報を晒して加害者をリンチしている旨の報道がありますが、新聞やテレビなどの誤った報道(日本の教科書検定に世界でも類のない近隣条項が追加される原因となった教科書誤報事件)捏造記事(朝日新聞の珊瑚礁落書き報道事件は有名)繰り返されており、中には国際的に日本の印象を失墜させる捏造報道(お陰で日本人はレイプ犯の子孫だと後ろ指指されることに)まであり、ネットの実名晒しよりもよほど質(たち)が悪い・・・・・(" ̄д ̄)

・・・と、まあ話を元に戻しましょう σ(・・*)

-------------------------------------(弁護士ドットコム 2012.7.25)

 いじめの加害者とされる生徒の実名をインターネット上にさらす行為は法的に問題がないのだろうか。もし、その動機が正義感によるものだとしても、心情的には理解できるが、法的に問題があれば実名をさらした者は何かしらのペナルティを受けてしまうことになりかねない。本橋一樹弁護士に見解を聞いた。

●名誉毀損罪と侮辱罪にはあたらない?

「インターネットは不特定多数人が接続可能なので、いじめの加害者の実名をさらした場合、名誉毀損罪に問われる可能性があります。但し、名誉毀損罪が成立するためには、具体的に人の評価を低下させるに足りる事実を告げる必要があるので、具体的な事実を告げず、『実名を書き込んだ』というだけでは、名誉毀損罪は成立しないでしょう。」

「なお、『いじめ』という抽象的単語と実名の書き込みだけの場合は、事実を摘示しないで公然と人を侮辱したものとして、侮辱罪が成立する可能性が あります。もっとも、本件はこれだけ頻繁に世間に報道されておりますので、『いじめ』行為の具体的内容をいちいち書き込まなくても、それが大津市の中学校 で実際に起きたであろういじめ行為を容易に推測・認識させ、その加害者を特定して実名をさらしていると判断されてしまうことがあるかもしれません。」

「こうなると、再び名誉棄損罪の成立の可能性が出てきます。しかしながら、今回の事件では、暴行・恐喝等の容疑で既に捜査が開始されているとのことであ り、かかる公訴の提起されていない人(加害者が刑事未成年である14歳未満ではないことが前提)の犯罪行為に関する事実は、『公共の利害に関する事実』と 見做されるので、インターネットへの書き込みが、もっぱら公益を図る目的に出たものと認められ、かつ、いじめの具体的事実を立証できれば、違法性が阻却さ れ、罰せられないことになっています。」

「もっとも、インターネットへの実名の書き込みが、『公益を図る目的でなされたか』というと、裁判所はそのような認定を果してするかどうか、疑問もあります。なかなか難しいですよね。」

●損害賠償責任を負う可能性が

「次に、民事上の不法行為に基づく損害賠償責任を負う可能性もあります。名誉が一般不法行為の保護法益となることについては争いがなく、故意または過失により、他人の名誉を毀損した場合には、被害者は加害者に対して、損害賠償請求ができます。」

「この場合は、実名を書き込んだだけでも、前後の書き込み等から、実質的にいじめの加害者であることを指摘しているものと判断されれば、名誉が毀損された として、損害賠償請求をされる可能性があるでしょう。なお、財産的損害についての賠償請求も可能ですが、名誉毀損との間の相当因果関係の立証が困難である ため、精神的損害に対する賠償請求の方が認められやすいと言えます。」

●違法性はあるが、再調査の実現に繋がったと見る向きも

今回の事件については、インターネット上で加害者生徒や中学校側、あるいは教育委員会などに対する非難が高まったことが事件の再調査に繋がった側面もある と考えられ、もしこのような世論の高まりがなければ事件に対する追及もなかったのではという見方があるが、あくまで法的には加害者とされる生徒の実名をさ らす行為には違法性があるということになる。

------------------------------(引用終わり)---------------------------

現在の法律の下では問題があるようですね ( ̄へ ̄|||)

梧桐個人としては、今回の大津市の事件のように、被害者が亡くなるような悪質な犯罪行為については、成人と同様に扱う(1993年に英国で発生した10歳の少年による少女誘拐殺人事件は実名報道がなされました)。つまり国が加害者を特定した段階で、国の責任において公表する。その代わり、ネットでの加害者及び家族の実名・住所の晒しのみ禁止する ・・・・・というのが妥当なのではないでしょうか?(; ̄▽ ̄)ノ"

現在の晒し行為の原因の一つには「マスコミや国は加害者の人権を守って、既に亡くなっている被害者の人権を守らない」「少年法で守られている加害者に対して法による処罰はあまりにも軽い」との考えもあると思われます (* ̄^ ̄*)(*_ _*)ウンウン 国が法律に則って、公共の利益(つまり加害者の周囲の第二の被害者になる可能性のある人々の安全を守る)のために、重大犯罪や再犯率の高い犯罪の加害者に限って、その情報を公開すれば、ネットで晒しを行う意味も大義もなくなるのではないでしょうか? (〃>v<)(〃_ _)ウンッ!

事件や事件背景の情報公開は、闇に葬られそうだった今回の大津市の少年重犯罪事件がネットから働きかけによって白日の下に晒され警察や文科省も動かざるを得なくなったことを考えれば、むしろ大マスコミこそ積極的にネットの情報を有効活用して同様な不正や隠蔽されそうな犯罪を積極的に告発すべきではないでしょうか? d(= ̄ω ̄=)★ゞ( ̄ω ̄;=)

---------------------------------------- (日刊ゲンダイ2012年7月17日掲載)

時代遅れの大マスコミ報道 ネット上では加害者も担任も素性バレバレ

新聞テレビを連日にぎわせている大津市・皇子山中学の「いじめ自殺」事件。だが、どのニュースも、いじめた生徒の素性に触れないから、隔靴掻痒(かっかそうよう)のチンプンカンプン報道になっている。校長の釈明会見を聞いていても、要領を得ず、何がなんだかサッ パリだ。

最大の理由は、当事者が未成年ということ。メディアは少年法に配慮し、加害者の氏名はもちろん、素性や学校生活の詳しい様子も一切伝えられない。それで、仕方ないから市教委や学校の対応のまずさばかり強調する報道になるのだが、ネット上ではすごいことになっている

「ネット上には今、この事件に関するありとあらゆる情報が書き込まれています。例えば、被害者に双子の姉がおり、弟のいじめを先生に相談していたことや、 加害者とされる3人の生徒のうち、2人は京都へ転校し、転校先で名字を変えたこと。主犯格の父親は京都市内でデザイン会社を経営し、母親はPTA会長だっ た・・・など、新聞テレビには載っていない情報ばかりです。被害者から相談を受けながら放置した担任の男性教員も“共犯者”として実名が顔写真付きで掲載さ れ、指名手配犯を真似たポスターまで作られています」(ITジャーナリスト)

 書き込まれている情報の中にはガセも少なくないが、加害者 生徒や担任教師の個人情報は丸裸なのである。皇子山中学の同級生はもちろん、父兄や学校関係者はこのネットからの情報に頼りきっている状態だ。ネットが新聞テレビに代わって“調査報道”の役割を果たしているといっていい。そんなネット社会では、今回の事件を「殺人事件」と呼んでいて、加害者が断罪されるまで収拾がつきそうにない。

 <17日、2回目の口頭弁論>

 この事件では自殺した少年の 遺族が、市や加害者とされる同級生3人に総額約7700万円の損害賠償を求めた訴訟を起こしているが、17日、大津地裁で第2回口頭弁論が開かれた。前回の口頭弁論で、3人のうち2人は「遊びであり、いじめではない」といじめを全否定。17日の口頭弁論では、残る1人も同様の証言をした。校長や教育委員会が頑としていじめが自殺原因だと認めなかったのも、この裁判があったためだが、とてもシラを切り通せる状況ではなくなっている。

「裁判では市側もさすがに『過失はない』という主張を撤回し、和解の考えを示したが、たぶん、口頭弁論の様子もあっという間にネットに流されるでしょうし、いじめを否認し続けている加害者家族はさらに袋だたきですよ。警察はこうした世論の厳しい目が自分たちに向けられるのを怖がっている。強制捜査に入ったのも、そこに理由があるでしょう。警察は今、被害者が下ろした現金の流れを調べています。もし、加害者に渡っていたとすれば、恐喝で立件する方針です」(地元記 者)

 これだけネットが発達してしまった時代。隠せることと隠せないことがある。そこに担任や学校が早く気づけば、ここまで大騒動になることもなかったのである。

------------------------------(引用終わり)--------------------------

ちなみに、テレビや新聞など旧来のマスコミだって、ネット顔負けの個人攻撃(しかも本人の職務とはまったく無関係の下半身ネタで)してますけど・・・・(゚-゚;)ヾ(-_-;) オイオイ...

-----------------------------------------(Sankei Exp 2012.7.25)

 この2週間ばかりの新聞とテレビのニュースの大半が、昨年10月に滋賀県大津市で起きた中2男子生徒のいじめ自殺事件を取り扱い、先週からは、それに加え、テレビのワイドショーを中心に、橋下徹大阪市長の不倫騒動が取り上げられている。新聞のテレビ欄には、「橋下市長コスプレ不倫の真相」といった火付け役の週刊誌顔負けの番組案内が並んでいる

 いじめ自殺事件は、根深い問題だが、不倫騒動は「職員の入れ墨を批判する市長が不倫してもいいのか!」といった批判もあるとはいえ、本質的には彼の家族以外には関係ないことだ

 問題は、両者がまったく次元の違うイシュー(社会的論題)なのに、マスメディアもネットも同じように情報の洪水にしてしまうことだ。その結果、メディアのオーディエンス(読者・視聴者)とネットユー ザーの両方から等しく時間を奪い、日本人の集団的知的思考が劣化していくことになる。もちろん、視るか視ないか、読むか読まないかは利用者の自由だとか、 情報の洪水は民主社会が耐えるべき必要悪だというオトナの立場も成立する。

 だが、こうした論題に国民の時間が消費された結果、税金や年金、日本経済が迫られているグローバル化への対応など国民生活にとって重大な論題への感心が薄まり、政治の茶番に不感症になっているとすれば、重大な国家的・国民的損失だ。

---------------------------------(引用終わり)-----------------------------

マスコミ自体、次元の違う問題(政治能力と不倫)をチャンポンにして、それを大々的に報じている。ネットの情報晒しに対して「その影響で加害者とされる少年や家族の生活が云々」とのたまうなら、政治家としての実績・能力とまったく無関係な個人情報の暴露によって橋下市長のご家族に被害(子どもさん達が学校でイジメにあうなど)が出る可能性は考慮なさらないんでしょうか?あと、マスコミの皆さんは子どもの頃から非の打ち所のない聖人君主でいらっしゃったのかな?浮気もイジメも軽犯罪も何もしなかった?・・ ポカッ! (._+ )☆ヾ( ̄ヘ ̄; ) ォィォィ

でも、一部の在日外国人の方々は仮名で日本人に成り済ましておられますよね・・・ (;´Д`A ```


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