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歴史が変わった!! 絶対零度以下 [科学技術]

こんにちはヾ(o´∀`o)ノワァーィ♪

衝撃のニュースがここに ρ( ̄∇ ̄o) コレ

---------------------------(産経新聞2013.1.10)

「絶対零度以下の物質」作成に成功! 従来の理論、崩される

 ミュンヘン大学の研究者らが、「絶対零度より低温」の量子気体を作り出すことに成功した。

熱状態における原子のエネルギー分布を示した図。上の青い球の分布はプラスの絶対温度(熱力学温度)、下の赤い球の分布はマイナスの絶対温度。Image: LMU/MPQ Munich

ミュンヘン大学(LMU)の研究者らが、絶対零度より低温の量子気体を作り出すことに成功した。

 この超低温の物質は、レーザーと磁場を使ってカリウム原子を格子状に配列したものだ。論文は1月3日付けで『Science』誌に掲載された。

 『Nature』誌の記事によると、研究チームは磁場を操作することで、カリウム原子を互いに反発しあうのではなく互いに引きつけあわせ、絶対零度以下における気体の特性を明らかにすることに成功したという。

 「原子は、その最も安定した最も低エネルギーな状態から、可能な限り最も高エネルギーな状態へと瞬時に転換される」と、ミュンヘン大学の物理学者、ウルリッヒ・シュナイダーはNature誌の取材に対して述べている。「谷間を歩いていたら、突然山頂に立っていることに気がついたような感じだ」

 絶対零度は従来、温度の理論上の下限と考えられていた。温度は物質粒子の平均エネルギー量と相関しているため、絶対零度においては粒子のエネルギーもゼロだと考えられていた。

 絶対零度を下回ると、物質はさまざまな奇妙な特性を示し始める。絶対零度を10億分の数ケルビン下回る温度で比較的安定した物質を生成できれば、この奇妙な状態の研究と解明が進み、うまくいけば他の革新にもつながる可能性がある。

 マサチューセッツ工科大学(MIT)の物理学者で、(極低温におけるボース=アインシュタイン凝縮研究によって)ノーベル賞を受賞したヴォルフガング・ケターレは、今回の研究成果についてNature誌の取材に次のように述べている。「これを利用すれば、物質の新たな状態を実験室で作り出すことができるかもしれない」

------------------(引用終わり)-----------

温度temperature ("T"または"t"で表す)

①.セルシウス温度 (摂氏) Celsius' temperature
 1気圧下における水の氷点を0℃、沸点を100℃として目盛られた。

②.ケルビン温度 (絶対温度) Kelvin temperature
 理想気体の体積が0となる温度 (-273.15℃) を0Kとした。
 t℃=(273.15+t)K=TK

③.ファーレンハイト温度 (華氏)
 1気圧下における水の氷点を32 ゚F,沸点を212 ゚Fとし、人の体温を100 ゚Fとして目盛られた。
 温度の基準となっているのは、氷枕の温度と、人間の体温と、羊の直腸温度である。気になるのは、"誰の体温"か?ですね。
 冷凍食品の保存温度が-18℃は華氏0 ゚Fから(米国で開発されたから)。
 t℃=(32+180t/100) ゚F =F ゚F

 だから、「絶対零度より低温を作り出せたらノーベル賞」って授業で云っていましたが、科学の進歩って凄い!!

入試目前です。受験生頑張れ!!


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