反応速度論の確認 (2月8日東京農大 Ⅳ) [C3J-東大化学 日記]
こんにちは~ (^o^)/
本日は日医の2次合格発表ですね。早速、日医受験した受講生から合格との報告を頂きました。合格者の皆さん、おめでとうございます。しかし、ここで気を抜かずに、国立二次試験に備えて頑張って下さいね。
さて、今回取り上げるのは、農大の反応速度論の選択肢問題ですが、キチンと計算しないと意外とミスしやすいので、挑戦してみて下さい。
問1 22-③
※ 「均一触媒」と「不均一触媒」
(a)「Fe3+の触媒作用は均一な溶液で行われる」ので「均一触媒」,他方「MnO2は固体表面で触媒作用をする」ので「不均一触媒」に分類される。
問2 23-③
生成したO2の物質量は体積をV(L)とすると0.0407V(mol)となるので、反応したH2O2の物質量は0.0814V(mol)となり、[H2O2]=(1-8.14V)mol/L
問3 24-⑤
60秒では、生成したO2は1.50×10-3(mol),反応したH2O2はその2倍の3.0×10-3(mol),平均分解速度は、濃度の変化量Δ[H2O2]=0.30(mol/L)を経過時間Δt=60秒で割って、5.0×10-3(mol/L・s)である。
問4 25-① 問5 26-⑥
速度定数kは、平均分解速度を(濃度の平均値)=(1.00+0.70)/2=0.85(mol/L)で割れば良い。
問6 27-②
180秒の[H2O2]=0.34(mol/L),240秒での[H2O2]=(1-8.14V)(mol/L )なので、平均反応速度(0.136V-0.011)(mol/L・s)を濃度の平均=(0.67-4.07V)(mol/L)で割ると、反応速度定数の6.0×10-3(/s)になるので、V=93/1000(L)と求まる。
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