鳩用避妊薬 と 恐怖のバッタ [環境問題]
ノヽ口―_φ( ̄∇ ̄*)♪
人体実験できない代わりに動物を使って薬の効果を調べる・・・という動物実験は、薬が人間と人間以外の動物との両方に対して類似の生理作用を持つことを前提としています(もちろん異なる結果が生じることも多々ありますが) (*μ_μ)
------------------------------(2012.6.2 AFP)
人間に効くものは鳥にも効くに違いない――そう考えたのだろうか、オーストリアのリンツ(Linz)市はこれまで、増えすぎたハトたちに避妊薬を餌として与えてきた。
ハトの過剰繁殖に悩む同市は2001年から抑制策として、市中心部で「ハト用ピル」を配布している。この避妊薬はドイツ製で、イヌなど他の生物に害はない上、ハトを殺傷せずに数を減らせる便利な方法だと市保健当局は説明している。
効果も出ている。31日の市の発表によれば、2001年以降、2万羽いたハトの数は約半数の9000羽まで減った。
また市当局では改めて、ハトに餌をやらないよう呼び掛けるキャンペーンも再開した。専門家によれば、餌を探している時間が長いほうが、ハトが生殖活動を行う機会も減るからだという。(c)AFP
--------------------(引用終わり)----------------------
ピル = 経口避妊薬,主に避妊に用いられる女性ホルモン剤である。女性の生殖機能を司る卵胞ホルモンと黄体ホルモンの2つが含まれ、これにより排卵を抑制する。(Wikiより)
鳩にも避妊の薬が効くんですねぇ・・・(--!) どうやらオーストリアにはChina系の住民が少ないようですね (゜▽゜*) 東京で使える烏用ピルは無いのかな?
もうひとつの話題はこちら ρ(。 。 )
------------------------------------------(AFP 2012.6.15)
恐怖におののきながら死んだバッタの死骸は、安らかに死んだバッタの死骸とは異なる影響を土壌に与える――。このような内容の論文が15日発行の米科学誌サイエンス(Science)に発表された。
論文の主執筆者でイスラエルのエルサレム・ヘブライ大学(Hebrew University of Jerusalem)の研究者Dror Hawlena氏は同誌のウェブサイトに掲載された音声インタビューの中で、この研究結果は「確かに少しとっぴな話に聞こえる」と語った。
Hawlena氏は米エール大学(Yale University)の研究者らと共に、クモにおびえさせられたバッタの死骸を使った実験を行った。
実験ではまず、バッタだけを入れた籠とバッタとクモを一緒に入れた籠を用意し、草木が茂る自然の中に置いた。バッタが実際に食べられてしまうことを防ぐため、クモの口はのりを使ってふさぎ、バッタには純粋な恐怖のみを感じさせた。
バッタが死んだ後、Hawlena氏はその死骸を研究室に持ち帰り詳しく分析した。すると、恐怖を与えられたバッタの体の窒素に対する炭素の割合が、安らかに死んだバッタと比べて4%増加していることを発見した。
また、このわずかな違いが原因で、恐怖を感じたバッタの死骸を入れた土壌では、落ち葉など植物性有機物の分解速度が大幅に遅くなることが確認された。
Hawlena氏は、干ばつや酷暑によるストレスでも恐怖と同様の効果が生まれ、土壌成分が変化して農作物や植物の成長サイクルに永続的な影響を与える可能性があると指摘している。(c)AFP
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個人的には、2つの死骸の間にどのような組成の違いが現れたのか、を詳しく知りたいですね ( ・_ゝ・) 分解速度が遅くなると云うことは、分解者である細菌や菌類の繁殖を抑制したということになって、何かの医薬品に使えるかもしれませんよね (⌒-⌒)ニコニコ...
土といえば、美容に泥(例えばガスールなど)を使う方々がいらっしゃいますね。泥に含まれるミネラルがお肌に良い・・・とのことですが、恐怖のバッタの死骸を混ぜた泥だとどうなるのでしょう (ー_ー;)ウーン、、、
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